共済福祉の活動
建設業退職金共済
建退共とは、建設業退職金共済制度(建退共)といい、建設業に働く人たちを対象にした、国の退職金制度です。
【 加入資格 】 |
親方・事業主が申込みをして、従業員の掛金を支払う仕組みになっています。「現場で働いている職人」ならだれでも加入できます。一緒に働いている奥さん・子供さんも加入でき、掛金は国税申告の経費として差し引けます。 ※親方・事業主本人は加入できません。 (但し、一人親方の場合は、自分で直接「建退共」に加入することはできませんが、 県連の「厚生協会」に加入することで、適用されます。) |
【 掛金 】 |
一日320円です。(令和3年10月改定) 県連では、従業員1人1ヵ月25日、1人親方の場合は1ヵ月23日で統一しています。 事業主は、従業員が働いた日数(25日)の掛金の掛金(8,000円)と事務費30円(合計8,030円)を組合(支部)に納めます。 1人親方は働いた日数(23日)の掛金の掛金(7,360円)と事務費30円(合計7,390円)を組合(支部)に納めます。 ※ 加入時に別途加入金(1人100円)が必要です。 |
【 退職金をもらうには… 】
2年以上(504日)の証紙が貼られていれば、次の退職金が支払われます。
(1)職人から事業主になった時
(2)建設業で働かなくなった時
(3)55歳になった時
(4)死亡した時(252日以上)
退職金の額は、次の通りです。(令和3年10月1日改定)
※改定以前に納めた掛け金は当時の運用利率が適用されます。
※退職金の額は、千円未満を切り捨てて表示しています。
退職金額比較表
(令和3年10月に加入し、日額320円で始めた場合)
掛金納付年数 |
1ヵ月貼付日数 | |
一人親方分 1ヵ月(23日) |
親方が職人に掛ける分 1ヵ月(25日) |
|
5年(60ヵ月) | 458,000円 | 495,000円 |
10年(120ヵ月) | 986,000円 | 1,089,000円 |
15年(180ヵ月) | 1,557,000円 | 1,706,000円 |
20年(240ヵ月) | 2,134,000円 | 2,342,000円 |
25年(300ヵ月) | 2,747,000円 | 3,010,000円 |
30年(360ヵ月) | 3,378,000円 | 3,731,000円 |
35年(420ヵ月) | 4,052,000円 | 4,483,000円 |
37年(444ヵ月)高卒55歳 | 4,332,000円 | 4,794,000円 |